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Internet Computer で静的なウェブサイトをホストする

始める前に、私たちの SDK (DFX) と Cycle ウォレットがセットアップされていることを確認してください。 Cycle ウォレットをセットアップするには、Fauset クイックスタート を見るか、または ICP を購入して Network Deployment ガイドに従ってください。

プロジェクトのセットアップ

簡単な静的ウェブサイトを作成し、それを dfx でデプロイするように設定してみましょう。

  1. static-ic-website という名前のフォルダを作成しましょう

  2. assets という名前の新しいフォルダを static-ic-website に作成しましょう

  3. assets フォルダに以下の4つのファイルを作成しましょう

    • index.html

    • page-2.html

    • script.js

    • style.css

ファイルにコンテントを追加する

index.html から始めましょう。以下のコードをファイルにペーストします:

index.html

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Static IC Website</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<h1>My First IC Website</h1>
<p>Styles are loaded from a stylesheet</p>
<p id="dynamic-content"></p>
<a href="page-2.html">Page 2</a>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>

次に page-2.html を開き、以下の内容を追加します。

page-2.html

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Page 2</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<h1>This is page 2</h1>
<a href="/">Back to index</a>
</body>
</html>

それから script.js に簡単なロジックを追加します。

script.js

document.querySelector("#dynamic-content").innerText =
"This paragraph is dynamically rendered using JavaScript";

そして style.css にスタイルを追加します。

style.css

body {
font-family: sans-serif;
font-size: 1.5rem;
}

p:first-of-type {
color: #ED1E79;
}

DFX のデプロイ設定

このウェブサイトを {platform} 上にホストして見れる状態にするには、ファイルを認証済みのアセット Canister にアップロードするように DFX を設定する必要があります。プロジェクトのルートディレクトリ (static-ic-website) に、新しいファイル (dfx.json) を作成します。そして、以下の内容を追加します。

dfx.json

{
"canisters": {
"website": {
"type": "assets",
"source": ["assets"]
}
}
}

これにより、 DFX はアセット Canister を作成し、 asset フォルダの内容をアップロードするように指示します。追加の静的アセットをアップロードしたい場合は、 asset フォルダに追加するか、 source 構成に追加フォルダを追加します。

ディレクトリは以下のようになっているはずです:

├── assets
│ ├── index.html
│ ├── page-2.html
│ ├── script.js
│ └── style.css
└── dfx.json

ウェブサイトをデプロイする

ウェブサイトをデプロイするには、プロジェクトのルートにあるターミナルで、次のコマンドを実行します:

dfx deploy --network ic

コンソールに出力が表示され、次のような成功メッセージが表示されます:

...

Uploading assets to asset canister...
Starting batch.
Staging contents of new and changed assets:
/index.html 1/1 (501 bytes)
/index.html (gzip) 1/1 (317 bytes)
/page-2.html 1/1 (373 bytes)
/page-2.html (gzip) 1/1 (258 bytes)
/script.js 1/1 (117 bytes)
/style.css 1/1 (102 bytes)
Committing batch.
Deployed canisters.

動作中のウェブサイトを見る

以下を実行して新しい Canister ID を見つけます。

dfx canister --network ic id website

その Canister ID を使って、 https://<Canister ID>.ic0.app にアクセスし、 URL のサブドメインに自分の Canister ID を挿入します。

以下のような複数のページで構成されたライブウェブサイトを見ることができます:

Static Website

次のステップ

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